内壁のリフォームの費用をどのように算定するのかを紹介します。内壁のリフォームを考えている人や、既に業者から見積もりを貰ったけどよくわからないという人に役立つと思います。
クロスをはじめ塗装や珪藻土の場合の費用について紹介しますのでご覧ください。
内壁のリフォーム費用の目安は?
内壁のリフォーム費用は一般の人が考えているよりも高額だなあと感じると思います。
マンションの6帖洋室の壁を張り替える場合の例
- 3.64m×2.73mとします。(6帖)
- 部屋の面積:10㎡
【クロスをクロスに張り替える場合】
クロス自体の価格と施工費以外に
- 既存クロス撤去及び廃材処分費用
- 壁下地処理
- 脚立足場
- 引き渡し清掃費
- 資材運搬費・諸経費
が存在します。資材運搬費・諸経費は1~7の合計金額の10%になります。
リフォームをしたことがない人は1と2の材料費と施工費だけで費用が決まると考えがちですが、それ以外の費用が必要になるということを知っておく必要があります。
最初の提示では、廃材処分費用や清掃費などが必要だということを言わずに後で請求するといった業者も中には存在します。
リフォームは資格を必要としない工事なので、業者の質もピンキリです。紹介した項目が抜けていたり極端に費用が安い場合は、その理由を確認することが大切です。
中には営業努力でクロス自体の価格を安く出来ている場合もあり、一概に安すぎるから怪しいということも言えません。
総額でいくらなのか?
工事に必要な項目を全て含んでいるのか?
追加工事は一切ないのか?あるのか?
なども確認しましょう。
内壁のリフォームで塗装にする場合
塗装するだけでも約170,000円の費用がかかります。塗装の場合はローラーが使えるので、珪藻土よりもDIY向きです。ローラーさえ使えればお子さんと一緒に塗ることだって出来ます。
塗装は選ぶ商品によって仕上がりが全然違ってきます。安い塗料ですとどうしても変なテカリが生じてしまいますのでDIYにすることで、塗料を良いものに変えるという選択肢もあります。
内壁のリフォームで珪藻土にする場合
クロスをはがして下地処理をしてから塗るタイプの費用です。既存のクロスの上からそのまま塗れるタイプもあります。
クロスの上から塗れるタイプの珪藻土は、DIYで出来るものもあります。家族みんなで楽しみながら多少の不出来を許容することで費用を抑えることも可能です。
さいごに
リフォームの費用は業者によって全然違います。それは建築工事でも同じです。とにかく理由がしっかりしていれば問題はありません。
なぜ安いのか?
なぜ高いのか?
業者の得意、不得意も影響しますので気になることは直接確認するようにして下さい。
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