洗面台をDIYで交換できないかな?と思い、そのアイデアを探してみました。
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- 業者に頼むと料金が高い
- 自分の思い通りのデザインにしたい
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といった理由で思い立ったのですが、まずは情報収集です。
イメージが湧きやすいように、いろんな事例を集めて、デザインを決める参考にしたいと思います。
洗面台のDIYアイデア
まずは洗面台のカウンターの交換です。
どんな素材を選ぶ?
DIYで交換するのですから、安くて加工がしやすい素材選びが大切です。
その中でも色合いや質感を調整できて、なおかつ使いやすくて値段が安いのが
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集成材
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ホームセンターに行けばどこでも扱っています。
厚さも25mm~30mmと見た目と強度も十分です。実際にカウンターを販売している業者も、
集成材に
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- ヤスリをかけて
- 塗装して
- オイルステインを塗って
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などの加工を行っただけで数万円で売っているのを見かけます。
要はこの工程を自分で行うだけで良いので、集成材はDIYに最適なんですね。
集成材の洗面台アイデア
そんな集成材を使った洗面台の事例を集めてみました。
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◆カウンターの事例を見る時のポイント
- どういった色合いにするのか?
- 奥行きはどうする?
- 洗面所の巾いっぱいを使う?
- コンパクトなカウンタータイプにする?
- 仕上げは?
- カウンターの高さは?
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上記のことをイメージしながら事例を見ていくと、自分の求めているカウンター像が固まっていきます。
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◆事例1
カウンターの厚さが厚いタイプの例です。ただ、カウンターの天板はここまで厚くなく、前垂れが設置されているんでしょうね。
前垂れを設置すれば、カウンター裏面の取付金物等を隠せるというメリットがあります。
ただし、工程が増えるので丁寧な作業が必要です。
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◆事例2
こちらも厚さがありますね。1枚板のように見えます。カウンター上部の木目と手前側の見付の木目に連続性があります。
これだけ大きな洗面器を載せるなら、バランスとしては、50mm~75mmは欲しいので流石の納まりです。
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◆事例3
このカウンターで参考にしたいと思ったことは、幅いっぱいに棚状にカウンターを作ったことです。
支える強度アップと棚下スペースの棚板を設置するために、側板が必要だったのでしょう。
また、壁の出隅のラインとカウンターの前側のラインがピッタリと合っている納まりも好感が持てます。
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◆事例4
カウンターが薄く見えますが、DIYで入手しやすい集成材は通常ならこれくらいです。
ホームセンターで集成材を買って交換するなら、これに近いイメージになると思っていれば間違いありません。
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◆事例5
こちらは事例4と比べると、厚さは同じくらいですが奥行きがあるように見えます。600mmはあるでしょうか。
通常洗面カウンターは奥行550mm~600mm程度あれば大丈夫です。
カウンター下の空間も十分に収納として使えます。
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特に、「洗面所が狭いからカウンターの奥行を狭くしたい」という理由がないなら、現状と同じ奥行でまずは考えてみましょう。
洗面台の水栓のDIYアイデア
次は水栓のアイデアです。
水栓選びのポイント
洗面所の水栓は、一般的には混合栓になっています。
混合栓とは、お湯と水が出るタイプの水栓のこと。
なので、交換後の水栓も混合栓を選びます。お湯が出ない洗面所は冬つらいですからね。
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この混合栓にも
- 2ハンドルタイプ
- シングルレーバータイプ
の2つのタイプがあります。
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毎日使う場所なので、2ハンドルは却下です。
見た目もおしゃれな水栓が多いのですが、お湯を使う際に水とお湯の量を調整しなければいけない手間は避けたいからです。
さらに
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- カウンター上部に設置
- 壁に取付
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と、現状に合わせて選ぶ必要があります。
元々カウンターに設置されているタイプを壁付けに変更すると、壁をふかす工程が増えて難易度が高くなります。
なので、我が家はもともとのカウンター設置と同じタイプを選びます。
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まとめると僕が水栓のDIYに選ぶのは
- シングルレバータイプの混合栓
- カウンター設置
これで決めます。
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ナチュラルとかアイアンとかおしゃれとか、そういったデザインを探すと選択肢は少なくなりますが、逆に決めやすくなるのでそこは気にしません。
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◆水栓の事例を見る時のポイント
- スパウトのカウンターからの高さは?
- スパウトの長さは?
- 輸入かどうか?
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水栓を選ぶ時のポイントの1つに高さがあります。
カウンターの洗面器を埋め込むか、カウンターに載せるかでスパウトの高さが違います。
もちろん、見た目のデザインで決めても良いのですが、カウンターに洗面器を乗せる場合は、スパウトの位置は高くないといけません。
また、洗面器の大きさによって、スパウトの長さが長すぎると使いづらいということが起きます。
洗面器と水栓の設置位置で調整は可能ですが、そこまで頭に入れておきましょう。
輸入かどうかは、輸入が良いということではなくその逆で、「国内で部品が手に入りやすい水栓を選びましょう」ということです。
我が家の水栓が輸入品だったのですが、当時は代理店が国内にあって部品も普通に手に入りやすく問題になりませんでした。
しかし、代理店がつぶれてしまい部品を手にいれにくい状況になった経験があります。
ですから、なるべく部品の入手がしやすい水栓を選びます。
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◆事例1
この混合水栓は色合いが良いですね。木目にも合いそうなのでナチュラル系にぴったりです。
写真はちょっとデコラティブですが、そのイメージに流されないようにして見ましょう。
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◆事例2
こちらはちょっと首が長いタイプの混合栓です。カウンターに洗面器を載せて使う場合に良いなと思いました。
首が短いタイプもあるので、洗面器の設置方法に合わせて変更が可能です。
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◆事例3
よくある混合水栓に近いデザインですね。
シンプルなデザインであれば、何にでも使えるというメリットがあるので汎用性は高いです。
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◆事例4
他のデザインをシンプルにすれば、意外とキラキラ系の水栓も浮くことなく納まるのではないかと考えています。
ただ、薄汚れた場合に、それが風合いとして受け入れられるかどうかが微妙なので悩みますね。
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洗面台の鏡のDIYアイデア
最後に鏡についてです。
鏡選びのポイント
鏡は、もう何でも良いと思います。
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一番良いのは今ある鏡をそのまま再利用して、アレンジしなおすことです。
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そうすれば、新しく鏡を購入する必要もありませんし、今まで使っている鏡を捨てることも不要です。
また、鏡の場合は額縁をデザインするだけで、どうにでもなると思いませんか?
ただ、今ある鏡が壁面の幅いっぱい(1.5m)で使っているものを、0.9mの幅に狭くして、縦に長い鏡にしたいという場合は、困りますね。
でも、そこにこだわるよりは、壁のデザインを考えたり、床を考えたりするほうに時間と頭を使うほうが良いですよ。
「こだわり」という言葉は人によっては格好良く聞こえますが、僕からすれば、「頑固で融通がきかない」というふうに聞こえます。
もっと柔軟に、自由に、気楽に、DIYのアイデアを出すほうが楽しいです。
理想はもちろん必要ですが、現場の状況から対応していく楽しみというものも、DIYの良さですね。
ということで、今使っている鏡に流用できるアイデアがないかを、事例から探すようにしましょう。
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◆事例1
我が家の鏡がこれくらいサイズなので、最もイメージに近いかもしれません。
額縁を後付けで壁に取り付けて、雰囲気だけ似せる感じですね。
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◆事例2
枠を作って額縁代わりにするというのも試してみた案です。
洗面台周辺の空間にまとまりが出来るように感じませんか?
鏡の存在感がぐっと増すからでしょうか。
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◆事例3
壁面をいっぱいに使う鏡ですね。額縁など目に見える要素が少なくなるので、見た目にスッキリとします。
この納まりが出来る人にはセンスの良さを感じます。
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◆事例4
こちらは3枚の鏡を取り付けてるようです。DIYだそうです。
いや~素晴らしい。
現状の鏡を利用すると出来ませんが、ちょっと忘れないように事例に入れておきました。
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さいごに
いかがでしたか?
僕はまだ実際に洗面所のDIYは行っていないので偉そうなことは言えません。
しかも我が家はまだまだ発展途上です。
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- リビングの天井と壁の塗装を行う
- キッチンの床の貼り換え
- 玄関の壁を珪藻土に塗る
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などDIYはまだまだヒヨッコです。
でも実は1級建築士として設計や現場監理を行っているので、ある程度は知識があります。
職人さんがしていることをDIYでするのですから、たまに見て学んでいるつもりです。
なので、自分がDIYをする時にいろいろと考えることを記事にするのは、僕が何かを設計する時の思考の流れのようなものを文章にしてみたという感覚です。
まるっきりのド素人ではないので、何か参考にしていただければ幸いです。
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