掃除をする時って、ただ汚れているからという理由で漠然と掃除していたりしませんか?
ただやみくもに洗剤を使っているだけでは、汚れはキレイに落ちません。
まずは
- 汚れがどの場所に付いているのか?
- どんな汚れなのか?
ということを整理しておきたいと思います。
汚れの種類によって使う洗剤の種類やpHなども違ってきますので、掃除を楽にするためにも知っておくと良いとでしょう。
掃除が必要な住まいの汚れの種類

汚れる箇所は家じゅう様々です。わかりやすくエリア毎に整理して紹介します。それぞれ代表的な箇所について取り上げます。細かい部分については個別の記事で紹介します。
キッチンの汚れの種類
◆換気扇・フード
油汚れや油についたホコリ
大掃除の時にしか掃除しな人も多いのでは?
◆電子レンジの汚れ
庫内で飛び散った食べ物カスや油
使用中に臭いが発生するので、こまめな掃除が必要な場所
◆冷蔵庫の汚れ
内部:食品や調味料などの液だれ(雑菌の繁殖も!)
外部:ドアパッキンのカビや扉表面の手あか
意外に雑菌の繁殖が多い!
◆オーブントースターの汚れ
パンくずなどのコゲ付き
コゲ付く前に掃除が基本
◆コンロの汚れ
本体・周辺:油汚れや食品のカス
五徳:コゲ付き
料理中の上昇気流で周辺にも油汚れが!
◆台所シンクの汚れ
シンク:油よごれや食べ物の汚れ、水アカ
蛇口:水アカ
食べ物を扱う場所なので、清潔に使いたい。
風呂場の汚れの種類
◆浴槽の汚れ
湯アカ、石けんカス
浴槽のお湯を抜く時に掃除すると汚れが落ちやすい
◆蛇口の汚れ
水アカ、サビ、カルキ
定期的に水アカ取りが必要
◆床、壁の汚れ
石けんカス、目地のカビ
カビ退治にはコツが!
◆排水溝の汚れ
石けんカス、髪の毛
放っておくとヌメリが発生する場所

◆鏡の汚れ
水アカ
鏡の頑固なウロコ状態を諦めている人も多いのでは?

洗面所の汚れの種類
◆洗面シンクの汚れ
水アカ、石けんカス、カビ
風呂の掃除の流れのまま掃除すると良い
◆洗面台の汚れ
ホコリ、ヘアスプレーの汚れ
すぐに拭けるように雑巾を常備。
◆洗濯機の汚れ
洗濯槽の水アカ、カビ
外側:手アカ
くず取りネットのゴミ
思っている以上に汚れているのが洗濯槽
トイレの汚れの種類
◆便器の汚れ
輪ジミや黄ばみ
便座や便器のふちの裏側
毎日掃除が基本
◆タンクの汚れ
金属部の汚れ、水受けの黒ずみ
◆床・壁の汚れ
黄ばみやニオイ
トイレのニオイが取れない時は壁に原因があることも!
リビング・ダイニングの汚れの種類
◆フローリングの汚れ
ホコリ、綿ボコリ
掃除機の後は水ぶきシートで除菌も。
◆カーペットの汚れ
ホコリ、綿ボコリ、奥に入り込んだ髪の毛
◆ビニルクロスの汚れ
ホコリ
◆カーテン、レースカーテン
カビ
サッシのカビと同時に退治が必要
◆テーブル・椅子・家具の汚れ
ホコリ、手アカ
和室の汚れの種類
◆畳の汚れ
ホコリ、綿ボコリ
◆壁・天井
ホコリ
◆家具
ホコリ、手アカ
◆押入れ
ホコリ、綿ボコリ、カビ
湿気取りと空気の循環は必須
玄関の汚れの種類
◆下駄箱
泥汚れ、ホコリ、カビ
◆サッシの溝
ホコリ、泥、虫の死がい
◆網戸の汚れ
ホコリ
ホコリを放っておくと、菌の繁殖場所にも。心地良い風のつもりが。。。
◆ベランダ・バルコニーの汚れ
泥、砂、枯れ葉
さいごに
汚れの種類はこれだけではありません。しかし、一度にこれだけの汚れがあることがわかると、掃除をするのがしんどくなりますね。
そんな時は、『エリア別清掃』がおすすめです。
今回紹介したエリア別に、その日に掃除するエリアを決めて掃除するだけです。この記事のリストを元におおよその掃除の内容を把握してから取り組むようにしましょう。
コメント